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日本で一番人口密度が高い場所はどこ?

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商圏分析において店舗を分析する際に用いられるGEOデータ(人口統計データ)のうち、最も基本的なデータは国勢調査です。最新版の2015年調査の国勢調査メッシュデータを用いて、日本全国で一番人口密度が高いエリアを検索してみました。

国勢調査とは?

国勢調査は日本に居住する全ての人を対象に5年に1回調査されている国内最大級の統計調査です。収録データ項目は約300項目となり、人口・世帯数・年齢別人口・住宅所有・住宅の建て方など多岐に渡ります。業種業態を問わず広く活用されているGEOデータです。
そのデータ項目は小地域単位に集計されており、町丁・字等別やメッシュ単位のものがエリアマーケティングで利用されています。

日本で一番人口密度が高い場所はどこ?

GIS(地図情報システム)には小地域単位で特定の条件に合致するエリアを検索する機能があります。今回は4次メッシュ(500mメッシュ)単位の国勢調査と商圏分析GIS「MarketAnalyzer™」を用いて人口総数が多い上位3カ所を全国から検索してみました。

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【MarketAnalyzer™のエリア検索画面】

それでは人口密度全国TOP3を見ていきましょう。

◯第3位

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第3位は神奈川県中原区の新丸子東3丁目付近です。武蔵小杉駅があり、東急東横線、東急目黒線、JR南武線、横須賀線、湘南新宿ラインが乗り入れる。都心部へのアクセスも便利なエリアです。もともと企業の工場が立地していた場所で、近年再開発が進み商業施設やタワーマンションが登場しました。

続いて第2位と第1位です。比較的近い場所だったので一度に紹介します。

◯第2位と第1位

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第2位は東京都中央区勝どき5丁目付近です。最寄り駅は都営地下鉄大江戸線の勝どき駅です。運河に囲まれた場所で運河を挟んで南側は2020年の東京オリンピックの選手村予定地で、北側は現在(移転前)の築地市場があります。大手町や銀座、新橋など都心のオフィス集積地への距離も非常に近い場所で、開発が進みタワーマンションが林立しています。

そして第1位は東京都江東区東雲です。いわゆる臨海部に位置し1980年代後半までは工業用地でしたが、UR賃貸住宅(旧都市基盤整備公団)が中心となって近年開発が進んだエリアです。北に位置する豊洲エリアと並んで都心部に近い湾岸エリアとして大型商業施設やタワーマンションが整備されてきました。

今回の3エリアに共通する要素は何でしょうか?キーワードとしてタワーマンションが出てきます。同じ面積内で比較する場合、一戸建てよりも高層住宅の方が、人口が多くなるのは当然です。

まとめ

全国から人口の多いエリアを検索するという手法をご紹介しました。
メッシュを用いると全国どこでも同じ面積から探すことになるので人口密度で検索していることにもなります。今回は4次メッシュ(500m四方)データを用いましたが、最新2015年版の国勢調査のメッシュデータでは更に地域を細分化した5次メッシュ(250m四方)や6次メッシュ(125m四方)データも全国網羅した状態でリリースされる予定になっています。これまでよりも一層ミクロな商圏分析を行えるようになります。