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国勢調査125mメッシュデータで小商圏分析を

【東京都内の人口総数上位100メッシュ(一部)】

商圏分析・エリアマーケティングで活用される最も基本的な統計データはいうまでもなく国勢調査です。国勢調査は人口や世帯数などを小地域エリアで分析することができますが、その単位は町丁・字等別とメッシュという2つあります。

今回のコラムではメッシュ単位のデータについてご紹介します。最新の2015年版から4次メッシュ(500mメッシュ)に加えて、5次メッシュ(250mメッシュ)と6次メッシュ(125mメッシュ)も全国を網羅するようになりました。

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近年、特に都市部ではスーパーなどが新業態として都市型小商圏フォーマットの店舗の出店を加速させています。その商圏設定は半径300mという小商圏の場合も多く、従来の500mメッシュだと分析が困難でした。データの集計単位がより細かくなることによって分析の精度が上がってくるのではないでしょうか。

125mメッシュ単位の人口総数

それでは実際に125mメッシュ単位のデータを見ていきましょう。
下の地図は東京都内の125mメッシュ単位の人口総数の上位100メッシュを検索・表示したものです。(一部エリアを表示しています。)

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全体的には東側の湾岸エリアに集中しているように見えます。さらにその中で上位3メッシュを見ていきます。

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東京都で一番人口が多いメッシュは中央区勝どき6丁目付近でした。2位は港区港南4丁目付近、3位は江東区豊洲6丁目付近となりました。湾岸エリアで近年増えているいわゆるタワーマンションの影響と言えます。一戸建てよりも高層住宅のほうが人口の収容力は大きいということです。

ミクロな分析の可能性

今回は国勢調査データの125mメッシュ単位のデータをご紹介しました。都市部や駅前型立地の分析においてはますますミクロな分析観点が求められてきていると感じます。最近事例が増えてきているスマートフォンのGPS位置情報データも125mメッシュ単位で提供されるようになっています。国勢調査だけではなく、これらのデータと組み合わせた分析が可能になっています。ミクロな分析手法の今後の進化にも期待ができるでしょう。

※エリアマーケティング用人口統計データベースについてはこちら