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来店者の属性と商圏の属性のギャップを知る

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昨今のITの進化によって、店舗に来店した人がどんな人なのかを知る術もビーコンやGPSの活用によって実現しています。来店した人を実績とするならば、店舗周辺に居住・勤務する人々はターゲット層と言えます。今回のコラムでは来店実績と商圏ターゲットをデータで見える化した事例をご紹介します。

来店者属性と商圏属性のギャップとは?

下の図を御覧ください。AとBの2つの店舗があるとします。実績を示す来店者数だけでみるとA店舗は4,000人でB店舗はその半分の2,000人となり、B店舗への来店誘導施策を行うべきという判断となるでしょう。
しかしながらもともと2つの店舗の商圏内のターゲット数(ここでは人口総数)を比較するとA店舗の商圏人口は40,000人、B店舗の商圏人口は10,000人となります。それぞれの商圏人口に対する来店者数で見てみると、A店舗は10%、B店舗は20%となり、A店舗のほうがまだ来店誘導余地があることがわかります。
このように、実際の来店者数だけで比較するのではなく、商圏内のターゲット数とのバランスを見ることが重要です。

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2つの店舗の比較

とある企業の2つの店舗で具体的に見ていきましょう。
1つ目の店舗は東京都の亀有にある店舗で、もう1つは愛知県の小幡にある店舗です。
どちらも店内にカメラを設置し、来店者の性別や年代を推定しています。

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男女別の来店者数と商圏人口

まずは愛知県の店舗への来店者と商圏人口を男女別に分析しました。
来店者は男性が多いことがわかりましたが、商圏内の男女比率はほぼ1対1です。
この店舗のターゲット像に男女の区別がなければ女性へのアプローチと来店誘導が効果的ではないかと仮説立てすることができます。

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年代別の来店者数と商圏人口

次は東京都の店舗への来店者と商圏人口を年代別に分析しました。
来店者の多くは20~30代となっていますが、商圏内の年齢構成は40歳以上人口がボリュームゾーンです。
さらに商圏内の年齢別人口は将来推計をすることができ、将来の年齢構造としてはますます40歳以上の比率が高まっていくことがわかります。
現在から将来にかけてますます来店者の構成と商圏の構成のギャップが広がっていく店舗ということになり、何らかの対策が必要になると判断できるのではないでしょうか。

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終わりに

今回は来店実績と商圏ターゲットのギャップを知るということをご紹介しました。どんな施策であれ現状とマーケットのギャップを知った上で行うことが重要です。皆様のマーケティングのヒントになれば幸いです。
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  • 2019年02月18日